徐々に日が長くなり寒さに震えていた冬も終わりになろうとしています。
暖かい春を迎えるにあたり、あなたの愛車もケアしてあげてください。

バッテリーがへたっています

冬の間は日が短くライトの使用時間が増え、さらに寒いので暖房の使用時間が増えます。そして暖気の為にエンジンをかけたままアイドリング状態にすることが多くなっていた季節でした。
そのためバッテリーの負担もかなり大きくなっていたと思います。

冬の間は車を使わない方もいると思いますが、長期間放置されている車のバッテリーはかなり弱っています。
最初はエンジンがかかったから、そのまま出かけたら出先でバッテリーがあがるなんてこともあります。

長期間使ってなかったときや、ロングドライブをする前には、しっかりと点検しましょう。
春先には大型連休のGWも待っていますので、遠出の際に出先でトラブルにならないようにご自身で点検、もしくは車の調子が少し不安という方は、事前に点検の予約を取り連休に入る前に工場で愛車を点検してもうことをお勧めします。

ワイパー

消耗品であるワイパー。冬の間はワイパーを使う回数が増えたり、凍結したワイパーを無理やり動かしてしまいゴムが痛んだり切れてしまっていたりと酷使するシーズンです。あなたが思っている以上に、ワイパーゴムは傷んでいます。

ゴム切れや傷んだまま使用していると雨の日に搔きが悪く視界が見えにくくなってしまいます。水が筋になりガラスに残っていると運転の妨げになります。「梅雨前でいいや」なんて言わずに、冬から春に代わるのタイミングで1度ワイパーゴムの状態をチェックしましょう。

車の下廻りの洗浄をお忘れなく

春になれば道から雪が消え気温も暖かくなってきます。そこでやっておきたいのが下部洗浄です。
信州の冬場は道の雪や凍結を溶かすために融雪剤(塩カル)などが撒かれます。これが車体に付着したまま放って置くとサビの原因になってしまうのです。見た目はキレイ、走りも調子良い、なのに足回り、フレームはサビだらけなんてもったいない。

サビが原因でフレームに穴が開き車検で莫大な費用をかけて修理なんてこともあります。これを防ぐために出来ることは定期的な洗浄と塗装です。塗装は自分でやるのは難しいですが、洗浄だったらスタンドでも出来るので割と簡単に出来ちゃいます。
いつもとは違う洗車で気分も上がりキレイを持続させようとする意識が芽生えることもあるかと思います。

エアコンフィルターの交換

春になれば花粉の季節になります。室内の空気を綺麗にするフィルターが汚れやゴミで詰まっていては汚れを取り除くことは難しくなります。
花粉はもちろん黄砂なんかも飛び交っている外気をクリーンにするフィルターはかなり重要です。活性炭入りやPM2.5に対応しているフィルターもあります。オートバックスなどで購入でき交換も簡単にできるので工賃が浮く分、グレードの高いフィルターを装着してみてはいかがでしょうか。2000~5000円の価格で購入できます。
交換目安は1年または10000kmです。

冬はクルマにも負担がかかるシーズンです。春になるタイミングでマイカーをいたわってあげてください。

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